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スノーボード記録(2/18苗場) - 発見の喜び
日曜日はは苗場に滑りに行った。

ゴンドラで何度か上にのぼった。かなりガスっていた。
ガスっているのは、スノーボードそのものにはあまりよくないが、ちょっと神秘的な感じで嫌いじゃない。

下のほうは、前回来た時よりも雪が少ない感じだった。一部土が見えそうなところがあったり。なるべく長く持ってほしい。


●フロントサイドボードスライド(ボックス)

今回もボックスは主にフロントサイドボードスライドをやった。

今回は大きな発見があった。前回始めた、前足に乗って体をひねって板を横にする方法を意識してやっていたのだが、何度か前足ではなく、いつの間にか板の真ん中に乗っている時があった。必ずしも前足に乗らなくても板を横にできた。

それで、何でぼくがこれまでフロントサイドボードスライドができなかったのか、はっきり原因が分かった。

前足に乗るようにしたことで板を横にできたんじゃなかった。よく考えてみると、ぼくはボックスに乗った時、いつも体が後傾気味になっていた。後傾になって後ろ足に乗っていた。その状態で、後ろ足をひねって突き出そうとしていた。でも体重が乗っているほうの足は、突き出そうとしても突き出せるはずもない。

前足に乗る意識にしたことで、後ろ足が体重から開放された。だから、後ろ足を前に突き出して板を横にすることができるようになった。

原因が分からないまま何となくできることは、何となく感覚を失って、またできなくなってしまう可能性もある。いわゆるスランプ。原因がはっきり分かると、またできなくなってしまったときに、出来るようになったプロセスを再現できる。


●バックサイド360(キッカー)

今日は、B360の抜けの視線を改造してみることにした。リップを振り返る視線だと、たしかに回転力は得られるのだが、180度で視線が止まってしまう。今日試したのは、

「後ろ足のビンディング方向を振り返る視線」

後ろ足のかかとのほうに視線を向けると言う説もあることを知っていたので、これを試してみようと思った。

「リップを振り返る視線」では、キッカーのリップという動かないものに視線を向ける。動かないものを見れば視線が止まるのは当たり前だ。後ろ足のビンディングなら回転方向に動いていく。だから、視線も一緒に動いていくはず。

実際やってみて、やっぱり予想通りだった!

やっぱりビンディングが視線を先に連れて行ってくれた。そして、180度回ったくらいで、視線は自然にビンディングから開放されて、ランディングに向いた。ジャンプのピークのあたりで、すでにランディングが視界に入るようになった。少し空中で余裕がでてきたような気がする。

新しい目線を何度か試した後、グラブ(ミュート)に挑戦してみることにした。ぼくは、180でもまだ安定してグラブをつかめない。だけど、この新しい視線と組み合わせてどうなるか見てみたかった。

リップを抜ける。180度回ってランディングが視界に入る。この瞬間に板に左手を伸ばした。

中指の先がちょっと何かに触れた。板にとどいた。

そして、着地した。

やったー! B360で板に手が届いたのはかなりうれしかった。やっぱりランディングが早めに見えることで空中で余裕が出るようだ。それで、板をつかむことに意識を向けても、残った意識だけで着地することができた。

「リップを振り返る視線」は、ぼくを360の世界に連れてきてくれた。だけどこの成功体験にしばられなくてよかった。他の方法も試してみたら、もっとよい方法があった。

あまり一つのことにこだわらず、心をやわらかくして、とにかく色々試してみることは大切なことだと思った。


今回は、ボックスでもキッカーでも大きな発見があってよかった。技そのものができるようになる喜びはもちろん大きいけど、「発見の喜び」も、スノーボードの醍醐味のひとつだと思う。
# by taroshin_1 | 2007-02-22 23:56 | スノーボード
スノーボード記録(2/12 神立) - 具体的なイメージ
この前の月曜日は、パインリッジリゾート神立に滑りに行った。

午前中は晴れ。午後から雪が降る。ちょっとだけ吹雪いた時もあったけど、全体的には小降りで、気持ちよく滑れた。

今回は、一日中パークだけを滑った。パークができてくると、あまりに楽しすぎて、パーク以外を滑ろうという気持ちにあまりならなくなってしまう。1回1回の技ができた、できなかった、という分かりやすいフィードバックで、どんどん気持ちが盛り上がる。友達とお互いに技を見せ合って、「抜けが早い」とか「体がひねれてない」とかあーだこーだ言い合うのも楽しい。


●ボックス

前回書いたように、ぼくはルックバックのフロントサイドボードスライドができない。ボックスは先々シーズンに始めたので、これで3シーズン目になる。そろそろ、この技をできるようならないと、先に進めない。今まで何となくできないままで、今日まで来てしまった。

だから、一歩前に進むために、ボックスはフロントサイドボードスライドに集中することにした。

ボックスにのる前に、ゲレンデで何度も形を作ってイメージを作った。けれど、いざボックスの上にのると、どうしても板が横にならない。
上半身を思いっきり逆ひねりにして、後ろの手(右手)を前に突き出すようにしてみると、どうにか45度くらいまでにはなるが、90度にはならない。

どうやったらできるだろうと考えて、板の真ん中ではなく、前足(左足)に乗る方法を試すことにした。グラトリでのフロントサイドノーズスライドは多少できるので、それと同じことをボックスでやればいいのではと考えた。

この方法がよかった。前足に乗り込むと、板が90度近くまで横になった。

普通の人は、板の真ん中でボックスに乗るところから始めると思う。でも体の構造は人それぞれだ。ぼくの場合は、前足に乗る方法が向いているみたいだった。この方法でやっていれば、スタンダードに真ん中にのる方法も出るようになると信じて、しばらくこのやり方でいこうと思う。

板が横になったあとに、アウトでレギュラーに戻す感覚も、何となく分かった。
上半身を思いっきり後ろにひねることで、板は逆方向にひねられ、横から縦に戻る。
このことはDVDなどで見て知識としては知っていたが、板が横にならないので試す機会がなかった。その時点でできないことでも、一つ先のことを知識として知っているということは結構重要だなとあらためて思った。


●バックサイド360

キッカーは、今回もバックサイド360を中心に飛んだ。

抜けの視線をリップ方向に送ることで、回転力を得る部分はできてきている。
なかなかできないのは、180回った後に視線をさらにランディング方向に送る部分だ。

何度やっても、視線が180で止まってしまう。だからランディングが安定しない。

キッカーに向かう前は、「視線を送る」「視線を送る」と自分に言い聞かせているのだが、いざ飛ぶと、毎回そのことを忘れてしまう。空中に飛び出すことへの恐怖心で、脳のメモリが使い果たされてしまって、やろうと思っていたことを意識する余裕がない。

だいたいキッカーで飛ぶ時はいつもそうだ。リップが近づいてきて、飛び出す瞬間までははっきりと意識がある。けれど、飛び出したら体の自動機能にまかせっきり。着地した瞬間に意識が戻るような感じだ。

ちょっと違うかもしれないけど、以前交通事故にあったときに似ている。そのときは、原付に乗っていたぼくに、対抗右折車が突っ込んできた。「あ、ぶつかる」と思ったところまで意識があり、次に意識が戻ったのは、6メートル飛ばされておしりで着地した瞬間だった。

たぶん、キッカーが4メートル、5メートルといっても、飛んでいる時間は一瞬だ。1秒ちょっとくらいじゃないだろうか。その間に色々考えることは無理だ。だからあらかじめイメージを作りこんで、体が自動的に動くようにしておかなければいけない。

友達と話したのだが、このイメージというのが言うほど簡単じゃない。実際に使えるイメージというのは、具体的である必要がある。現実に近いイメージであればあるほどいい。問題なのは、やったことがないことについては、具体的イメージを持てないということだ。やったことがあれば、実際の体験から具体的にイメージを持つことができる。なければ想像するしかない。けれど、やったことがないだけに、妄想にしかならない。

だから、大切なのは、まずやってみるいうことだと思う。やってみて、痛い目をみる場合もある。だから、たとえば小さいキッカーでやるとかグラトリでやるとかリスクの少ないところで試す。やってみたフィードバックを元にイメージを作りこむ。そして、少しずつ大きなキッカーで試しながらイメージを具体化していく。そういうやり方がいいのかな、と思った。
# by taroshin_1 | 2007-02-18 00:15 | スノーボード
スノーボード記録(2/4 日 アルツ磐梯)
日曜日はアルツ磐梯に行ってきた。

行きは、強風による地吹雪で、磐梯熱海から先の高速道路が通行止めになっていた。下道で猪苗代湖沿いを通ってアルツに向かった。すごい強風で雪が舞い上げられ、前の車も見えないほど視界が悪かった。

吹雪の猪苗代湖は、迫力だった。雪景色の中で、海のように波立っていた。

結局アルツに着いたのは12時ごろ。昼食を食べて、やっと1時ごろに滑り始めた。強風のため、動いていたリフトは短いのが2本だけ。動いているリフトにはすごい数の人が並んでいた。

そういうわけで、結局5本しか滑れなかった。
だけど、少しでもスノーボードはスノーボード。ちょっとでもやれれば、やれないよりは100倍いい。

●ボックス

リフトがあんまり混んでいたので、しばらくハイクアップしてボックスをやった。

ぼくは、ルックバックのフロントサイドボードスライドがほとんど出来ない。ストレートに近い形で入って、体をひねって板を横にしようとするのだが、
・体をひねれず板が横にならない
・一瞬ひねれても、すぐに元に戻ってしまう

ぼくはどうも、バックサイド方向(かかとが進行方向に向く)に体をひねるのが苦手だ。キッカーでもフロントサイドシフティーは出来るけど、バックサイドシフティーは出来ない。

というわけで、今日もフロントサイドボードスライド出来ず。
なんか「これだ」というコツがあるんだろうけどなあ。

180イン&180アウトは、今日初めてメイクできた。これはちょっと動きのある技なので、メイクできると気持ちよかった。


●ショートターン

先週覚えたターン後半の沈み込みというのを意識していたら、いつの間にか、切り替え時に体を谷側に落とし込む意識が少なくなっていた。全体的に後傾気味な滑りになってしまっていた。一つのことを意識すると、他のことは意識するのがむずかしくなる。

前と後ろにアクティブに体を動かす意識が必要かなと思った。ターン前半で前にアクティブに立ち上がるということ、ターン後半で沈み込むということ、それぞれ別々にはなんとなく分かる。次はその2つを組みあせる意識を持ってみようと思う。
# by taroshin_1 | 2007-02-07 00:58 | スノーボード
いま、買いにゆきます
先週、苗場スキー場での出来事だ。

その日は、友達と二人で滑っていた。

ぼくは真新しいビデオカメラと一緒だった。まだ一回だけしか使ったことのない、ぼくのビデオカメラ。最新型で小さいので、ウェアーのポケットに入れて滑っても問題ないのだ。

その日は泊まりだったので、夜は酒でも飲みながら自分たちを撮り合った動画でも見よう、と友達と話していた。

ぼくは、自分の滑りや飛びを友達に撮ってもらいたかったので、まずは「お前の滑り、撮ってやるよ」と友達を撮影した。

友達「撮れた?」
ぼく「バッチリ撮れたよ!」

ビデオカメラを向けられると、みんなお母さんに自分を見てもらう子供に戻る。

「ねえ、お母さん、今のぼく見た?」
「見てたわよ。」


友達のすべりを2回ほど撮影した後、次はぼくが撮ってもらう番だった。
リフトの上で、「今度はおれの滑りとってくれない? ビデオカメラの使い方教えるから。」
そう言いながら、ビデオカメラを取り出そうとウェアーのポケットに手を伸ばした。
いやな予感。ポケットのチャックが開いている。

中に手を入れる。

ない。

ビデオカメラがない。

いくらまさぐっても、

ない。


「使い方教えるから。。」

最後に発した言葉がむなしく響いた。


「ない! ビデオカメラがない!!!」


ポケットのチャックが開きっぱなしになっていたので、かっこつけてグラトリをした時に、遠心力で飛び出したのかもしれない。

落とした可能性のある場所は、そんなにない。すぐに探しに行きたかった。

でもぼくらは長いリフトの上だった。ビデオカメラからどんどん遠くに、ぼくらは連れて行かれた。

その後は、二人で手分けしながら、ゲレンデにビデオカメラを求めて探し回った。


ビデオカメラは結局見つからなかった。

落し物としても届かなかった。


友達がぼくをなぐさめて、「まあ、これを機に最新型を買えばいいじゃん。」と言ってくれた。だけど、なくしたビデオカメラこそが最新型だった。


なんでこんなことになってしまったのか。

それは、ぼくがウェアーのチャックを閉めなかったからだ。今までも、デジカメをポケットに入れていて、チャックが開きっぱなしだったということは時々あった。でも、実際にモノをなくすという惨事には至らなかった。

チャックが開きっぱなしの時があるかぎり、いつか何かをなくすのは時間の問題だった。それが、偶然、買ったばかりのビデオカメラに起きてしまったということだ。


問題は、なくしたビデオカメラをもう一度買うかどうかということだ。

ぼくは、すでに自分を、ビデオカメラを持つ人間と見なしてしまった。ビデオカメラを持っているということが、ぼくのアイデンティティに組み込まれてしまった!

ビデオカメラでスノーボードを撮ったり、日常生活を切り取ったり、いろいろしたいことがあったから買ったのだ。だから、ビデオカメラのない生活は、自分を構成しているパズルのピースが、1つ失われたまま生きることだ!

ビデオカメラをもう一度買うのはお金がかかる。大きな出費だ。でも、一生というスパンで考えると、たいした金額じゃないのではないか。それで、失われた自分を取り戻せるのならば、安い買い物ではないか。

次は絶対になくさない。絶対にチャックを閉める。でも、自分はチャックは閉め忘れるということを前提に考える。チャックを閉め忘れても落とさない、そういう仕組みを考える。もう君を失わない。


「いま、買いにゆきます」
 
# by taroshin_1 | 2007-02-03 12:13 | 日常
スノーボード記録(1/27-28 苗場)
このまえの週末は一泊二日で苗場に行った。

このメジャーなスキー場に、ぼくは今回はじめて行った。有名なので混んでるかなー、と恐れていたけど、そんなこともなかった。ゴンドラが2つもあって、1本を長く滑れるところがよかった。ちゃんとしたパークもあり、いいゲレンデだと思った。


●バックサイド180

パークの最初に、わりと大きめな感じの5メートルキッカーがあった。

ぼくはこのサイズで回転技をやったことがなかった。
回転技にトライするのは、小さめのキッカーを見つけた時だけだった。

人には前に進まなければならない時がある。もっと大きいキッカーで回したい、そんな想いがぼくのなかでどんどん大きくなってきていた。

キッカーでは、飛ぶ前に「できない」と思ったら、だいたいできない。「できそうだ」と思った時は、できる。

そうはいっても、はじめてやる技、初めて飛ぶサイズのキッカーでは、待っていても「できそうだ」と思う時はなかなかこない。

今回はがんばってB180にトライしようと思った。自分の心をコントロールして「できそうだ」という状態に持っていこうと深呼吸などしてみた。でも恐怖心はなくならなかった。こういう時は、思い切ってやるしかない。

意を決してアプローチした。トゥーに乗って軽く弧を描きながらリップを抜けた。
着地後にドライブして半回転してしまったが、一応こけなかった。

一度やると、恐怖心が急に小さくなった。その後は、何回もB180をやった。ほとんどは、着地後に半回転してしまったが、何度かはちゃんと着地できた。

もっと抜ける時の回転を少なくして、着地の時に視線を後ろに残し、着地後に回ってしまわないようにしたい。


●バックサイド360

B180で勢いづいたので、B360にもトライした。

なんと1回目でメイクした。

そのあと10回ちかくトライして、結局メイクできたのはもう1回だけだった。とはいえ、メイクできなかった時でも、痛いこけ方は一度もなかった。恐怖心はかなり少なくなった。

恐怖心をなくすためには、頭ではなく体で怖くないということを知らなきゃいけない。今回は、自分の中の恐怖心をかなり減らすことができた。

B180もそうだが、5メートルという、今までぼくが回したことのないサイズのキッカーでB360ができてうれしい。


●ショートターン

フロントサイドのターン後半で、ぐっとヒザを曲げて沈み込むということをやってみたら、すごくいい感じになることを発見した。これをやると、板がギュイーンと走る感じになる。

ターン後半は後ろ足に乗るということは知識としては知っていたが、フロントサイドに関しては体で感じたことはなかった。沈み込みを意識することで、後ろ足に乗るという感じも分かった。

今まで不安定だったショートターンの安定性がだいぶあがった。ショートターンで初めて「気持ちいい」と感じた。ショートターンを始めてから、気持ちよくないことを無理矢理やっていた感があったが、やっと気持ちよくなってきた。
 
# by taroshin_1 | 2007-02-01 23:38 | スノーボード
スノーボード記録(1/22 日 神立)
日曜日はパインリッジリゾート神立で滑った。

今回は、前日に購入したビデオカメラを持っていった。パナソニックのSDR-S200というやつ。今までデジカメで動画をちょこちょこ撮っていたが、映像は粗いし手ぶれもひどく、撮影中のズームもできなかった。購入したビデオカメラは重さは280グラムと軽く、サイズ的にもぎりぎりウェアーのポケットに入れて滑れる。映像もいままでより格段にきれいになったのでウレシイ。


●バックサイド360

大キッカーがあったけど怖いのでスルーし、4メートルくらいの小キッカーだけ飛んだ。恐怖心が出てしまって、最初ストレートで飛んでもいまいち安定しなかったが、ぼくの前に飛んだ人がB360をやっているのに触発されて、思い切って自分もトライした。

今回も、抜けでリップを振り返る視線だけを意識した。
・スピードが足りない→回転が足りずテーブル落ち
・スピードつけすぎ→回りすぎてこける
などで、結局一度もメイクできなかった。

回りすぎることもあったくらいなので、抜けの視線で回転力をつける部分に関しては、確信がもてた。

ただ、抜けた後に空中で自分がどういう状態になっているのが全然分からなくなってしまう。だから着地がうまくいかない。

抜ける時にリップを振り返る視線までは出来ているのだが、そこで視線が止まっているのかもしれない。たぶん体が180度回ったところでランディングを見始めるべきなのだろう。

ぼくの場合は、抜けで最初にリップを振り返った後は、顔が体に同調して回っているだけになっている。ランディングが見えていれば、回転が足りなかった時に下半身で回転を足したり、回りすぎた時に回転を引いたりという調整が出来るようになるはずだ。
次回はジャンプ後半の視線を意識してみようと思う。


●ショートターン

パーク以外では、ショートターンの練習をした。今回は進歩なし。切り替えに関しては、一応頭では理解しているのだが、ターン後半に関しては、どういう姿勢を作るべきなのか、いまいちつかめない。知識として知らない、どうするのが正しいか分からないという状態だ。特にバックサイドでの姿勢の作り方が分からない。ショートターンはしばらく暗中模索になりそうだ。
# by taroshin_1 | 2007-01-22 23:44 | スノーボード
無意識を作りこむ
人が一度に意識できるのは、7つまでだという。人間の脳のワーキングメモリの容量がそれくらいしかないらしい。

スノーボードで、スクールなどに入ると、いろいろ教えてもらって、たくさんの情報が入ってくる。すると、気にすべき要素が多すぎて逆に頭が混乱し、一時的にスクールに入る前よりも下手になったりする。スノーボードでは、同時に意識できる対象は7つもなくて、1つか、多くても2つくらいだと思う。(少なくともぼくの場合は)

意識的にやれることが、1つか2つしかないとすれば、滑りのほとんどは無意識でやっているということだ。

たとえば、車を運転する時でも、いちいち全てのことを意識にあげているのではなくて、ほとんどの動作は無意識的に行われる。日常生活でも、会社に通勤するのに、「さあ、左足を前に出そう、次は右足だ、足と同時に手も振ろう」などといちいち意識的には考えない。
車の運転でも、日常生活でも、人間は、ほとんどすべてのことを無意識でやっている。

スノーボードもそれと全く同じだ。実際に滑っている時に自分の体は、ちょっとしたギャップを吸収したり、崩したバランスを修正したりと、いちいち意識にはあがらないが、いろんなことを無意識でやっている。

じゃあ、無意識というのはどこから来たか。どうやってできあがったか。それには二種類あって、ひとつ目は過去の経験によっていつのまにか自分の無意識に埋め込まれてしまったもの、二つ目は、自分で自覚的・意識的に無意識に埋め込んだもの、だと思う。

この二つ目の部分が重要だ。

無意識というのは、「無意識にやってしまった」みたいな、コントロール不可能なような感じがするが、実際には自分で意識的に作りこめるということが重要だ。

一度にいくつものことを意識して滑ることは出来ないが、1つだけでいいなら、それができる。

一つのことを意識してそれを反復して無意識に埋め込む。そうしうて一つ一つ埋め込まれていった無意識の総合体として、一人の人間の滑りというのができあがる。結局は無意識なのだが、はじめから無意識のままだったのとは違う。意識というフィルターを通して、選択的に無意識を作りこんでいるので、それは、自分のなりたいようなった無意識ということになる。

本当は普段の日常生活や仕事でも、こういった意識でやれればいいんだけど。
まずは、スノーボードからだな。
# by taroshin_1 | 2007-01-20 12:27 | 考えたこと
スノーボード記録(1/13土 ガーラ湯沢)
土曜日はガーラ湯沢に行った。天候は雪。

今回はスクールに入り、検定クリニックというクラスを受講した。

目的は、ショートターンを習うこと。普通のスクールでは、いまいちショートターンを教えてもらえない。バッジテスト(検定)ではショートターンという種目があるので、確実にショートターンを教えてもらえるだろうということで、検定用のクラスに入ることにした。

●スクール(検定クリニック)

1.ロングターンで習ったこと

・ターンの切り替え直後はエッジを立てて切っていき、後半はあまりエッジを立てずに板の15センチを使った面を意識して圧をかけるイメージにする。

・エッジを立てようとするのではなく、圧をかける意識が重要。エッジが立っているということは、体が傾いているということ。アンギュレーションをかけて、体が板の真上に来るようにすると、エッジはそこまで立たないはず。カービングターンは、ずれがないターンではなく、ずれが少ないターン。

・圧をかける方向は、ビンディングの方向を意識する。バックサイドなら、かかと側の斜め後ろからつま先側の斜め前の方向に圧をかける。フロントサイドなら、つま先側の斜め前からかかと側の斜め後ろにむかって圧をかける。

・視線を残す意識を持つ。特に、バックサイドからフロントサイドに切り替えた後、フロントサイドのターンの前半で、山側に視線を残しつつターンをしていく。

・板と同調して滑っていくのではない。板の上で自分がどんどん動いて、自分が動いた後に板が後ろからついてくるようなイメージで滑る。板の上でアクティブに動くことがとても重要。


2.ショートターンで習ったこと

・ターンの前半、前足で雪面を捉えていく。

・ブーツの中で前足を思いっきり動かす。動かし方は、半円をつくるイメージ。バックサイドからフロントサイドに切り替える時は、かかとから前側のくるぶしを通ってまず小指に力をかけ、ターン後半になるにしたがって、拇指球に力を移す。フロントサイドからバックサイドは、逆に拇指球から前側のくるぶしを回ってかかと側に力をかけていく。

・切り替えで立ち上がる時は、いきなりガッと切り替えてしまうのではなく、板がフラットな状態を作る。

・切り替えで立ち上がる時は、真上に立ち上がるのではない。思いっきり前に立ち上がる。(自分が動いた後に板が後ろからついてくるようなイメージ)

・切り替えで立ち上がる時には、股関節が板の真上に来るように持ってくる。上半身だけでクロスオーバーして、腰が板の後ろに残りがち。

・ショートターンでは、上半身の動きは肩でブロックして、腰で回していくイメージになる。沈み込んだ時に腰をひねった状態にし、立ち上がりと同時にこのひねりを開放する。この繰り返し。

・フラットにして切り替えた後は、なるべく早く圧をかけ始める。

・ショートターンでは、ターン後半の最後で、沈み込んで板を切れさせるイメージになる。


スクールが終わったあとは、ショートターン練習をした。

このときに、立ち上がりで板をフラットにした時に思いっきり前側に立ち上がることの重要性が理解できた。アクティブに前に立ち上がると、板が後からついてくるという感じが実感できた。

前回、夏油で練習した時もこれを感じることができたが、それはハイスピードにした時だけだった。だから、ショートターンはハイスピードでないとできないものかと思っていた。

けれど、板をフラットにして前に立ち上がるイメージにすると、そこまでハイスピードにしなくても、板が後ろからついてくる感じになる。ハイスピードにすると、スピードそのものに体が負けてしまって、ちょっと練習になりにくいところがあった。この方法ならスローでじっくり練習もできるし、いい感じだ。

練習していて、ロングターンとショートターンの違いは、切り替え後に圧をかけ始めるタイミングの違いだと思った。圧をかけ始めるのを早くすれば、ショートターンになるということが分かった。


●バックサイド360

スクールが終わってから2本だけパークを滑った。

2連の小キッカーがあり、今シーズン初のキッカートライになった。
テーブルの2メートル程度のかなり小さいサイズだったので、恐怖感を感じることなくトライできた。

今シーズンの目標は、

・バックサイド180の完成度を高める

・両方向の360を安定してできるようになる

の2つ。

今日は、シーズン初めにバックサイド360を1回試しておくことにした。

先シーズンでは、バックサイド360は何度かメイクしたことがあったが、回転力のつけかたがいまいちつかめず、何度かメイクできたのは単なる偶然だった。

ファースト・チルドレンの「技術指導DVD」などで仕入れた情報によると、どうやら360以上の回転技では、視線を回転方向に送るものらしい。ぼくは今まで、下を見ながら回っていた。

まず、キッカーに行く前に、グラトリで目線を先に送るB360を試してみた。やってみたら、回る。いままで下を向いてやっていた時は回転が少し足りず、着地後に回転を足してやる感じだった。目線を回転方向に送ってやると、バッチリ360たしかに回る。ちょっと新感覚だ。

キッカーでは、抜けた直後にリップを振り返る視線を意識して飛んだ。アプローチのスピードが足りず、90度足りない回転になったが、この方法なら360度確実に回るな、という予感がした。

パークも少しずつでき始めた。これからキッカーで飛ぶのが楽しみだ。
# by taroshin_1 | 2007-01-14 18:49 | スノーボード
楽しむための努力
スノーボードってなんで楽しいんだろう。

それはたぶん、上達しやすいスポーツだからだと思う。普通のスポーツは、まともにできるようになるまでずいぶん時間がかかる。部活とかクラブとかで毎日のように練習して、やっとまともなレベルになれる。ところが、スノーボードは、2回か3回すべりに行けば、一応は滑れるようになる。そして、滑りに行く度に毎回自分がうまくなっていくのをリアルに感じられる。

趣味というのは楽しむことが目的なので、がんばる必要も、上達する必要もない。反対に仕事では、成長することを周りから求められる。だけど、趣味が楽しい理由も、結局は自分が成長しているという感覚にあると思う。やらなければならないという強制力があるかないかの違いだけで、結局仕事でも趣味でも成長が止まればマンネリ化する。「飽き」がくる。

ぼくは、スノーボードに出会う前は、趣味といえる趣味はなかった。趣味はと聞かれれば、いつも読書と答えていた。今は、せっかく出会ったスノーボードという趣味と長くつきあっていきたいと思っている。

スノーボードを始めた最初の年は、滑りに行く度に毎回、「これができるようになった」という、わかりやすい上達感を感じることができた。それが、ある程度できるようになってくると、そんなにわかりやすい上達が毎回感じられなくなってくる。もしかして、いつか自分がスノーボードに「飽きる」んじゃないかと考えたりする。

たぶん、何も考えずにぼーっと滑りにいっているだけでは、いつかスノーボードに飽きるんだと思う。楽しいと感じるためには上達が必要だ。逆説的だけど、楽しむためにも多少の努力が必要だ。

ぼくは、努力という言葉はあまり好きじゃない。なんか悲壮感がただよっているので。だから、努力は最小限に抑えて、あとはなるべく楽しくやりたい。じゃあ、どこでピンポイントに努力すべきか。それは、自分が興味のあることを見つける部分にあると思う。

上達するためには、自分で「これをこうしたい」という対象をみつけなければいけない。いったん興味を持ってしまえば、後は自分で勝手に色々試したくなってくる。それで楽しみながら色々試行錯誤しているうちに、いつの間にか上達する、そういう感じが理想的だ。マンネリ化している状態というのは、興味を失っている状態、対象を見ようとしていない状態だ。やりたいことが見つからなくなった瞬間に、「飽き」がくる。

幸い、スノーボードでは、興味を持つ対象はいくらでもある。グラトリは数えれば何十種類もあるし、キッカーやボックスでも技はたくさんある。フリーランでも、ロングターンだショートターンだと色々ある。将来はハープパイプに挑戦してみてもいい。すでにやっていることでも、細分化すればその中に新しい要素が見つかる。今度はこれをやってみようかな、ということをどんどん見つけていけば、当分スノーボードに飽きることはなさそうな気がする。

やることはいくらでもあるけれど、どれをやれるべきかは誰も教えてくれない。無限にある対象の中からどれをやりたいか自分で考える。選んだことを実践して、実践の中でアイデンティティを確立していく。その過程を楽しむ。

スノーボードは自己探求の場でもある。



なんか、こんなこと書いてると、スノーボードうまくならなきゃいけないプレッシャーになってきた・・・。ぼくはあくまでもサラリーマン スノーボーダーです。
# by taroshin_1 | 2007-01-08 10:37 | 考えたこと
スノーボード記録(1/4-5夏油高原)
年明けは、夏油高原スキー場に行ってきた。
去年は正月ごろはパフパフのパウダーだったと聞いて楽しみにしていたが、さすがにこの暖冬。雪は少なめだった。
とはいえさすが東北、全コースオープンだったし、バーンも硬めとはいえ雪質はよかった。しかも二日とも快晴!

●バックサイド180

最近グラトリでB180の見直しに凝っている。最初のうちはただ回れただけで満足していたが、どうも完成度が低いので完成度をあげたいと思っている。

今疑問に思っているのは、視線(とくに着地の時の)についてだ。

去年フィギアスケートのグランプリファイナル女子を見た。浅田真央は一発目のジャンプで失敗してしまって残念だったのだが、そのとき解説していた荒川静香が言っていたことが興味深かった。

彼女は、浅田真央が滑り始めた時点で「あぶない!」と思わず言ったそうだ。なぜ危ないと思ったかというと、浅田真央の視線が下を向いていたからだ、とあとで説明していた。視線が下を向くと、ジャンプの軸が曲がったり平衡感覚が悪くなるのだそうだ。

ということは、B180の時も下を向いて着地するのはよくない可能性がある。スノーボードをしていると、他のスポーツからも学ぶところがある。そういうわけで、今回は下を見ない着地を試してみた。下ではなくて、後ろ(ゲレンデの山側)を見るようにして着地することを試してみた。実際やってみると、いいところと悪いところがあった。

いいところ:
自分がどれくらい回ったかが分かりやすい。視線が下向きだと、着地時点でどれくらい回ったか分かりにくい。

悪いところ:
意識が後ろに行きすぎてテール着地になりやすい。

ということで、真下と真後ろの間をとって、斜め下を見るようにしてみると、それが一番いい感じだった。

「顔をちょっと下げて伏し目がちに乙女が恥らうような視線で着地する」

とりあえずこれでしばらくいってみようと思う。


●ショートターン

前回スクールで指摘されたことに、フロントサイドで肩がひらいてしまっているということがあった。
また、撮ってもらった動画で自分の滑りをチェックして、バックサイドのほうも、ハウトゥー本のプロの滑りと比べると、ターン前半時点ですでに肩が開いてしまっていた。
要は、フロント、バック共に体が開いてしまっている。

なので、前肩を開きすぎずにブロックして滑るということを意識して滑ってみた。そうすると今度は、深いターン弧が描けないという問題が出た。もっと下半身を回しこむ必要があるのだろうか、今後の課題だ。


ショートターンをしていて気持ちのいいときは、体を思い切って谷側に投げ出せているとき、クロスオーバーができているときだということを発見した。

バックサイドからフロントの切り替えの時に、体を思い切って投げ出すと、板が自分の後ろから回り込んでついてくるような感覚を感じたときがあり、それがけっこう気持ちよかった。バックサイドのターンでは、フロントと同じような切れる感覚は味わえなかったので、これも今後の課題。


撮ってもらった動画で、滑りをチェックしてみた。
まだ、肩が開いてしまっていたままだった。
あと、クロスオーバーを意識しているせいか、ターンのたびに体が内側に結構傾いている。ショートターンでは、上体はあまり動かさないものと聞いている。自分がやっているのは、ショートターンというよりは、深めのミドルターンくらいになっているのかもしれない。
ショートターンってけっこう難しい。。
# by taroshin_1 | 2007-01-07 19:25 | スノーボード
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